メタンハイドレートの採取方法

「メタンハイドレート」は、深海底の泥の中で安定した状態で埋まっています。

そのまま何も処理をせずに、深海の高圧、低温の環境から取り出してしまうと急速に溶け、失われてしまいます。

効率よく「メタンハイドレート」を採取する方法が確立されなければ、新エネルギーとしての価値もさがってしまうのです。

採取方法については、日本の科学者、技術者達が、低温高圧化の条件で様々な観察・分析ができる特殊な実験装置を一から製作し、分析手法を確立しました。世界トップレベルの技術の確立に成功したのです。

様々な手法を模索した結果、導き出された最適な生産手法は“減圧法”でした。

2007年冬と2008年冬には、現場での実証を得るため、日本とカナダの2カ国で共同研究を行いました。カナダ北西部永久凍土の地下1100mのメタンハイドレート層から、“減圧法”によってメタンガスを連続的に産出することに、世界で初めて成功したのです。

また、2011年に愛媛大学大学院理工学研究科のグループは、液中プラズマで「メタンハイドレート」を分解し、水素として採取する技術を発表しています。


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